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魚屋さんから魚を買うということ。


皆が寝静まる頃に、仕事が始まる人たち。築地の朝は、日が昇る前。

フミコレで使っている魚介類は、築地の魚中さんから仕入れています。

東京中央卸売市場  魚中  中田 亮さん

まだ上京する前のこと。料理の仕事をはじめたばかりのワタシは、観光で初めて築地市場へ。

たくさんの食材と足早に歩く人々、仕入れにきている有名なシェフ。そんな光景に圧倒されていた当時、邪魔にならないように緊張しながら歩いたことを今でも鮮明に覚えています。

その頃の記憶をたどれば、「築地の魚屋さんで魚を買う」ということはとても敷居が高く、ちょっとした憧れみたいなものがありました。並んでる魚が光って見えたし、普段みているものと比べ物にならないくらいの、種類と量に無条件ににテンションがあがっていたんだと思います。

その後今の仕事をはじめていくうちに、「自分の作りたいもの」と「自分ひとりで手に入れられるもの」のバランスがとれなくなってきて、「仕入れ」に対してよく考え直すことに。

ワタシには自分自身のテンションが上がるものを箱に詰めることが必要でした。

そんな時に出会ったのが、魚中の中田さん。わざわざキッチンまで来て、ワタシの話を熱心に聞いてはあれはこれはと色んなことを教えてくれました。それからというもの、ワタシが無理な注文をするたびにいつもいつも全力で応えてくれています。

自分が考えたもの、作りたいもの、そして手を施して作っていくものに、海からあがった魚が、漁師さん、魚屋さんを通じて手元にやってくることまでのルートがあるということ。

「魚屋さんから魚を買うということ」がただ単に憧れだったけれど、今はちゃんとした理由あって、フミコレの魚介類は築地の魚中 中田さんから仕入れています。

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